Cひかりの口コミと評判。NURO光とどちらがお得?

光回線

「Cひかり」という光回線サービスをご存じでしょうか?

勧誘電話が多く、中には営業マンが突然アポなしでご自宅に訪問してきた方もいらっしゃることでしょう。

なかなか口コミ・評判は良くないようですが、実際にはどんなサービスなのか。また、うざい営業を停止させる為にはどうしたら良いかなど、今回お話しいたします。

【結論から】CひかりよりもNURO光がお得です。

Cひかりは、後述するNURO光のOEMサービスのひとつです。

回線速度や仕組みはNURO光と同じものと思っていただいて大丈夫です。

光回線をご検討・ご契約するにあたって重要なポイントはいくつかありますが、月額料金・キャッシュバック・違約金など、すべての点でNURO光のほうが優れています。

もしもCひかりから電話勧誘や営業マンのアポなし訪問の被害にあわれましたら、NURO光を検討中です。Cひかりとは契約しません。」ときっぱり断ることをおすすめいたします。

Cひかりが悪いサービスだとは断言できませんが、NURO光と比較してしまうと、どうしても劣ってしまう点が多くあるサービスです。

細かく見ていきましょう。

Cひかりとは?

Cひかりとは、Cマーケティング株式会社という会社が提供している、NURO光のOEMサービスのひとつです。

OEM(オーイーエム、英: original equipment manufacturer)は、他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。 日本語では「相手先(委託者)ブランド名製造」、「納入先(委託者)商標による受託製造」などと訳される。
引用:wikipedia

OEMサービスというと難しく聞こえますが、要は「NURO光の回線を、別会社が違う名前のサービスで提供している」というものです。

「So-netの『NURO光』の回線を買い上げ、Cマーケティング株式会社が『Cひかり』と名称を変えて提供しているサービス」です。

提供エリアや最大速度2Gbpsという点はNURO光と変わりません。

しかし、Cひかりは契約時のキャッシュバックがなかったり、解約時の違約金が高額だったりと、NURO光よりも注意点の多いサービスです。

Cひかりの料金プラン

Cひかりの料金プランは、シンプルにひとつしかありません。

Cひかり(2年契約)
回線速度 最大2Gbps
月額料金 4,980円
契約期間 2年間
契約事務手数料 3,000円
基本工事費 40,000円(30か月分割)
セキュリティ 500円
契約解除手数料
(違約金)
20,000円(2年以内に解約の場合)
撤去工事費 10,000円

Cひかりの月額料金は4,980円です。

この月額料金に無線LANルーターの利用料も含まれているので、別途無線LANルーターを購入しなくてもWi-Fiが利用できます。

CひかりとNURO光の比較

OEMサービスのCひかりと、本家のNURO光はどちらがお得なのでしょうか。

基本の料金表は下記の通りです。

Cひかり

NURO光

回線速度 最大2Gbps
月額料金 4,980円 4,743円
契約期間 2年間(自動更新あり)
契約事務手数料 3,000円
基本工事費 実質無料
契約解除手数料
(違約金)
20,000円 9,500円

特に契約解除手数料(違約金)が2倍以上違いますので、ご注意ください。

回線速度は同じ最大2Gbps

CひかりとNURO光の回線速度は、どちらも最大2Gbpsです。

ドコモ光やauひかり、SoftBank光などの多くのプランが最大1Gbpsなのに対して、約2倍の最大通信速度となりますので、回線速度には期待できます。

提供エリアは同じ、提供エリア限定

出典:https://www.nuro.jp/hikari/

 

CひかりもNURO光も、提供エリアは同じです。

北海道エリア
関東エリア 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
東海エリア 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
関西エリア 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
九州エリア 福岡県、佐賀県

CひかりもNURO光も、まだ提供エリアが限定されているサービスです。

現在の住所でNURO光が使えるかどうかは、公式サイトのNUROのご利用エリア検索から確認できます。

「お申込みいただけません」と判定が出た場合は、残念ながら別の光回線サービスをご検討いただくことになります。

光回線サービスの多くは、スマホとのセット割がありますので、光回線とご利用中のスマホのキャリアを合わせて申し込むとお得です。

スマホ 回線 おすすめ申込窓口
ドコモ ドコモ光 GMOとくとくBB キャンペーンサイト
au auひかり auひかり おすすめ申込窓口
SoftBank SoftBank光 SoftBankユーザーへのおすすめインターネット

月額料金はNURO光のほうが237円安い

月額料金

Cひかり

4,980円

NURO光

4,743円

Cひかりが4,980円、NURO光が4,743円と、NURO光のほうが毎月237円安く利用できます

月額料金の面では本家のNURO光のほうが安いので、わざわざCひかりを選ぶメリットはありません。

NURO光 for マンションは月額1,900円~2,500円

出典:https://www.nuro.jp/mansion/price/#

さらにNURO光は、Cひかりにはない、「NURO光 for マンション」という、集合住宅向けの安価なプランがあります。

月額料金は、同一建物内での契約者数によって、1,900円~2,500円と変動します。

マンションにお住まいの方は、事前に「NURO光 for マンション提供状況確認」で調べていただき、提供可能であればNURO光 for マンションをご契約いただくとかなり安くご利用できます。

ONU(回線終端装置)も同じ

ONUとは、光信号をデジタル信号に変換する機器のことで、光回線のインターネット接続をする際に必ず必要となるものです。

CひかりもNURO光も、無線LANルーター機能付きのONUが無料レンタルされます。

機種 最大通信速度 無線LAN規格 サービス
ZXHN F660T 450Mbps


IEEE 802.11a/b/g/n NURO光のみ
HG8045j
HG8045D
ZXHN F660A 1,300Mbps

IEEE 802.11a/b/g/n/ac NURO光、Cひかり
HG8045Q
FG4023B NURO光のみ

希望するONUの機種選択はできません。どのONUが設置されるかは、ランダムで決まります。

「OEMのCひかりだから遅い、本家のNURO光だから速い」という訳ではなく、ランダムで設置されるONUのスペックによって、450Mbps or 1,300Mbpsと、最大通信速度に約3倍の差があります

もし低スペックのONUを設置されて速度にご不満な場合は、一度テクニカルセンターへお電話いただき、無料交換するのがおすすめです。

NUROテクニカルセンター:0120-300-260
※受付 9:00〜21:00

SoftBankのおうち割光セットが適用可能

出典:https://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/ouchiwari-hikari/

CひかりとNURO光は、どちらも「NURO光でんわ」のオプションに加入すると、
SoftBankのおうち割光セットが適用可能です。

これにより、SoftBankユーザーなら携帯電話料金が毎月最大1,000円割引されます。

固定電話をご利用中の方や、SoftBankユーザーのご家族が多い方にはお得なサービスです。

 

参照:光(ひかり)電話サービス NURO 光 でんわ
参照:おうち割 光セット | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

Cひかりの注意点

Cひかりをご検討中の方へ、特に重要な下記の2つの注意点がありますので、それぞれご紹介いたします。

Cひかりにはキャッシュバックがない

光回線の中には申込をするとキャッシュバックが貰えるサービスが多く、お得に契約することができます。

残念ながら、Cひかりにはキャッシュバックはありません。

キャッシュバック

Cひかり

なし

NURO光

45,000円
Cひかりのキャンペーンは、「他社からの乗り換えの際に最大50,000円まで負担する」というものです。
「新規契約者様に50,000円キャッシュバック」ではありません。

一方、NURO光は45,000円のキャッシュバックを受け取ることができます

月額料金でもキャッシュバックでも、NURO光のほうがお得です。

Cひかりは違約金が高い

Cひかりと契約をすると、契約期間が2年間あり、契約更新月以外で解約をすると、契約解除手数料(違約金)として20,000円請求されます

本家のNURO光が9,500円と設定している契約解除手数料(違約金)と比べて、2倍以上差額がある高額なものです。

契約解除手数料(違約金)

Cひかり

20,000円

NURO光

9,500円

Cひかりの口コミと評判

Cひかりの口コミを調べてみたところ、「回線速度が遅い」ですとか「インターネットに繋がらない」などといった口コミは見当たりませんでした。

Cひかりのご利用者様は、サービスについては満足しているものと思われます。

その代わり、Cひかりの運営会社であるCマーケティング株式会社からの電話勧誘や、営業マンのアポなし訪問などに対するクレームが数多くありました。

Cひかりの電話勧誘に対する口コミ

Cひかりの口コミで一番多かったのが、電話勧誘に対するご意見です。

てめえの所の売りつけるサービスをよく把握できてないおばちゃんに電話かけさせないでください。Cマーケティングさん。

— ジャミロ卑猥 (@osa030) August 5, 2018

Cマーケティングとかいうところの回線乗り換えの営業電話がすさまじくうざい。

平気でうそをつく。auの光回線はそのままだとか言っておきながら騙してso-net(nuro)に乗り換えさせようとしてきてタチ悪い。

— あやびー/ayebee🚽 (@AyeBee_TY) May 10, 2020

Cマーケティング株式会社は営業の電話をかけてくるものの、自分の会社名を使わずにただひたすらインターネット料金が安くなると言ってくる。
しかも自分の会社名は名乗らずにsonyの名前を必要に言ってくる。注意してね。so-netの方が安いから。#Cマーケティング株式会社

— IZcTX@go言語勉強中 (@IZcTX) May 7, 2019

母はネットのことまったく分からないし、父は下調べなんてしないし、提供してる「Cマーケティング株式会社」は良い話出てこなかったし、余計に不安が募る…

— あめすきー -pluviam amo- (@pluviamamo) June 8, 2020

なかなか過激です。
営業マンなので契約ノルマなどがあるのかも知れませんが、突然電話を受けた側にとってはたまったものではありません。

【身に覚えのない、登録もしていない番号からの電話勧誘をされる。】
●どこで電話番号を知ったのか謎。
●恐怖・不信感を覚える。
【執拗に「安くなる」と言ってくる。】
●実際の料金比較をしてみないとわからない。
●電話先のお客様が必ず安くなるわけではない。
【自分の会社名を名乗らない。】
●電話の受け手はSo-netの営業マンだと勘違いをしてしまう。
●結果、「平気で嘘をつく」と思われてしまう。
【自社のサービスに詳しくない人が電話をしてくる。】
●そもそも「安くなる」かどうかの比較ができない、説明不足。
●その会社が信頼できないと感じる。
【インターネットに詳しくない人に対して電話をしてくる。】
●初心者にもわかりやすいサービスのご案内をしていない。
●騙されたと思ってしまう。不安が大きくなる。
あまりにもしつこい電話勧誘の被害にあってしまいましたら、勧誘停止登録をおすすめいたします。
事業者 電話番号・受付時間
NTT東日本 【勧誘停止受付登録窓口】
0120-849-994
受付時間:平日9時~17時
休業日:土日祝、年末年始
NTT西日本 【勧誘停止専用ダイヤル】
0120-019-390
受付時間:平日9時~17時
休業日:土日祝、年末年始
auひかり KDDIお客さまセンター
0077-777
上記番号が使えなかった場合:0120-22-0077
受付時間:平日9時~20時
休業日:なし
SoftBank 光 08000-111-2009
受付時間:10時~19時
So-net光 こちらから必要事項を入力して送信する
ビッグローブ光 0120-86-0962
受付時間:9時~18時
休業日:なし
OCN光 オペレーターによるチャット形式の 問い合わせ
受付時間:10時~19時
休業日:日祝、年末年始
NURO光 NURO光サポートデスク
0120-65-3810

受付時間:9時~18時
休業日:1月1日~2日、指定のメンテナンス日

CひかりはNURO光のOEMサービスなので、NURO光サポートデスク(0120-65-3810)に電話をして相談しましょう。

勧誘停止登録の際には、ご自身の氏名・お電話番号、相手先の会社名・電話番号をオペレーターに伝えるのが最良です。

Cひかりの営業マンのアポなし訪問に対する口コミ

Cひかりの営業は電話勧誘だけではなく、アポなしで突然ご自宅に訪問してくる可能性もあるようです。

Cひかりの営業が「周辺の光回線が混雑しているため増強工事の同意を取っている」という謎の体で来た。話を聞いてみるとNTTの下請けと言っている割には新規に契約してNTTは解約しろとか無茶苦茶言ってる。

— すらいす (@slice_kun) November 10, 2019

新しい光の線を引いちゃったから、宅内工事します。手続きはNTTを解約してCひかりになります。

とかいう訳のわからない事を言うお兄さんが来たので、根掘り葉掘り聞いてたら、「説明に必要な紙を1枚車に忘れたので取ってきます」と言ったっきり戻ってこない。Cマーケティング株式会社を名乗ってた。

— 🐨たむかす (@Tamukasu) December 8, 2019

大変厳しいご意見が多くありました。

あまりにもしつこい営業にあってしまったら、消費生活センター(188)に電話をして相談しましょう。

まとめ CひかりとNURO光、どちらがお得?

●CひかりはNURO光のOEMサービス。

●CひかりよりもNURO光の方が月額料金が安いCひかりはキャッシュバックがない。他社違約金負担最大,50,000円のみ。
 NURO光のキャッシュバック45,000円のほうがお得●Cひかりは解約時の違約金が高額。NURO光の2倍以上。リスクが高い。
調べれば調べるほど、NURO光のほうが圧倒的に優れていると認識いたしました。

今後、Cひかりのセールスポイントとして、NURO光よりも月額料金が安い・キャッシュバック金額がNURO光よりも多いなどがあれば良いとは思いましたが、現状では本家のNURO光の方が顧客満足度の高いサービスだと思います。

今後も皆様が快適なインターネットサービスをご利用いただけるよう、微力ながら執筆いたします。

お読みいただきありがとうございました。

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